東大寺本尊の盧舎那仏像は一般的に大仏さんと愛称されている。大仏殿とも呼称されている金堂は江戸時代中期に再建された世界最大級の木造建築。普段は閉められている正面の観相窓(正式には桟唐戸:さんからと)は大晦日と盂蘭盆の最終日に扉が開けられて大仏さんのお顔を拝見することができる。中門も開けられ、大晦日から新年を迎える参拝者で南門までずらりと列が続く。ごった返していた時間も過ぎるとゆったりとした空間を得る。観相窓が閉じられるのは朝7時。それまでにと足早に大仏殿に向かう参拝者。大仏さんの優しい眼差しに手を合わせ、ありがたい新年を迎えた。(H20. 1. 1撮影)
東大寺 「新年の空間」
【東大寺 「新年の空間」】
東大寺 「大仏殿観相」
【東大寺 「大仏殿観相」】
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