奈良市都祁の辺りでは正月のころにオコナイと呼ばれる修正会を営む寺社がみられる。相河(そうご)の観音寺では隣村の小山戸の安楽寺の住職を迎えて法要が始まります。傷んでいた本堂は修復してから集会所としても使われている。地区の人は昼過ぎに風呂敷包みを手に持って集まってくる。ひとつは法要後の直会弁当、もうひとつは鏡餅だ。これを祭壇にひとりずつ供える。揃うと風呂敷の色柄にマッチして整然と並ぶお盆の鏡餅姿は存在感がある。始めるにあたり総代さんから年始の挨拶と村の連絡。そのあと灯明に火を点けて法要が始まった。(H21. 1. 3撮影)
相河観音寺 「オコナイ」
【相河観音寺 「オコナイ」】
室生染田十輪寺 「オコナイの法要」
【相河観音寺 「オコナイの法要」】
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