重要無形民俗文化財の「題目立(だいもくたて)」が演じられる八柱神社の境内社の元薬寺ではこの季節に「乱上(らんじょう)」が地元の人々によって厳かに行われます。初祈祷行事である「乱上」はある地域では「乱声」とも呼ばれます。
境内で蛇作りが行われ、神野寺のご住職による祈祷を受けた後、川へ渡し勧請縄として収められます。一説によると大蛇にみたてたものを厄除けするものからきたらしく、ご住職が「らんじょう」と発すると、一斉にうるし木棒をたたく。まさしく蛇を追い出すというものです。
(H16. 2. 7撮影)
元薬寺  「初祈祷」
元薬寺  「初祈祷」
元薬寺  「らんじょう」
元薬寺  「らんじょう」】
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