大阪湾に流れる大和川の源流である初瀬川に鎮座する小夫の天神社。神縄掛けは村の入り口から疫病や作物の不作など災いの神が進入してこないように綱を掛けて仕切ってしまうものです。多くは正月の行事として行われていますが小夫の天神社は12月と2月の二回掛けられるのが特徴です。午後に集落の人たちが境内に集まり神縄が作られます。大人三人が身体を捻って拠り、長い綱を作ります。「サガリ」には藁を束ねたものとシキミの枝を飾ったものを取り付けます。出来上がった綱はぐるぐるに巻き、宮司により村内の安全を祈願します。綱につける御幣を先頭に、青竹の筒を法螺貝のように吹きながら地区を進み、旧道が通る集落の入り口に供えつけます。(H17. 2. 6撮影)
小夫天神社  「神縄作り」
小夫天神社  「神縄作り
小夫天神社  「竹筒吹き」
小夫天神社  「竹筒吹き」】
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