菟田野町古市場に鎮座する宇太水分神社は水分三座をまつる延期式にもある大社で、水の神として古くから信仰されています。元応2年(1320)年の建立と伝わる朱塗りの極彩色の本殿三棟は国宝、室町時代の春日神社本殿と宗像神社本殿はともに重要文化財に指定されています。作物の豊作を祈願するおんだ祭は事情により戦後まもなく中断され現在に至っているそうですが、拝殿には今も牛面、天狗面、お多福の面が飾られています。また、当時使っていたものと思われる唐鋤、馬鍬が供えられています。当日は宮司お独りで粛々と祈年祭が行なわれます。(H17. 2. 7撮影)
宇太水分神社 「おんだ祈年祭」
宇太水分神社 「おんだ祈年祭
宇太水分神社 「参拝」
宇太水分神社 「参拝」】
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