昨年、本堂の落慶法要が営まれた都祁村下深川の帝釈寺は杖をもつ長谷寺様式の十一面観音が祀られています。二年前から待ち焦がれた「柳のオコナイ」は地域の無病息災、厄除けを祈願する初祈祷行事です。行事前に餅花柳、鬼的、漆木の弓(弦はフジ)、矢、華、牛玉札が手際よく作られます。牛玉宝印札を取り付ける漆木の先端は牛爪の形になっているのが特徴です。また、竹の先を三つに裂き、漆木で作った「華」を刺しますが針観音寺と異なり折り曲げません。(H17. 2.10撮影)
帝釈寺 「オコナイ造り」
帝釈寺 「オコナイ造り
帝釈寺 「鬼的筆書」
帝釈寺 「鬼的筆書」】
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