沙羅の花が咲くことで有名な御所市稲宿(いなど)の安楽寺では節分の日に紫燈護摩供が営まれます。本来は3日なのですが檀家らの要請で日曜日の午後に行われています。お堂回廊に掛け軸を掲げ福豆などを供え、その前には護摩焚き点火として用いられる竹灯明が立てられています。節分法要を終えると安楽寺住職を先頭に装束を身にまとった山伏衆がお堂前に集まります。実は山伏集団は近隣のお寺の僧侶や檀家らで組織構成されているという。地域の祭りは地域の者で盛り上げたいという願いから始めたとおっしゃる。(H19. 2. 4撮影)
稲宿安楽寺 「節分紫燈護摩供」
【稲宿安楽寺 「節分紫燈護摩供」】
稲宿安楽寺 「祈り山伏衆」
【稲宿安楽寺 「祈り山伏衆」】
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