うららかな日和となった4日。大和郡山市横田町に鎮座する八幡神社では秋の豊作を祈願する春祭(祈念祭ともいう)が行われる。祭壇を設え海(カマボコ)、山(ミカン)、野(ニンジン)、地場(キャベツ)のものに乾物のコーヤドーフ、シイタケ、コンブなど神饌を供える當家衆。10年にいっぺんは回ってくる當家。おやじが担ったのは随分前で、当時のことは聞いてなかったので初めての体験だという息子。當家は12、13人で村の行事を祭祀している。年長者は當家のオヤといい、87歳となったオヤの指図で祭りの準備をする。傍らには神社名と「御神霊」を記した墨書を竹に挿した45本の「御幣」が置かれる。祭典は柳澤神社の宮司を迎えて始まった。招待された町内の長老四人は本殿横に座り、自治会長、役員、水利組合長、當家衆が並ぶ。修祓、祓えの儀、祝詞奏上、玉串奉奠など神事が行われたあとは公民館の座敷で直会が行われる(H21. 2. 4撮影)
横田八幡神社 「春祭の祈念祭」
【横田八幡神社 「春祭の祈念祭」】
横田八幡神社 「春祭、豊作を祈る」
横田八幡神社 「春祭、豊作を祈る」
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