調田坐一事尼古神社の祭神は一事尼古大神・事代主大神の二神です。本社殿は平安朝以前から祀られた由緒ある神社であるといわれています。一事尼古の神名については不詳ですが葛城の一言主神と考えられており、「一願成就」の神として崇敬を集めています。今日、3月6日は豊作を祈願する祈年祭とおんだ祭が祭事されました。祈年祭では神楽舞を奉納します。おんだ祭は成人式を迎えたばかりの若者二人が牛男となって唐鋤、馬鍬で神田を整えます。その後、牛が御供撒きを待つ子供たちの間をぬって境内で大暴れします。
最後に神職と氏子たちが松葉の苗で田植えをしたあと、宮司が杉葉の苗を境内に撒きます。ラストは近隣の方々が心待ちにしている御供餅撒きです。(H15.3.6撮影)
調田坐一事尼古神社「祈年祭の舞」
【祈年祭の舞】
小さな画像はこちら
inserted by FC2 system