天理市杣之内(そまのうち)町木堂(きどう)の八王子さんでは春と秋に彼岸講が行われている。彼岸講は18軒で行われているが、講のお家は春、秋、それぞれ別々に構成されている。今日は春の彼岸講衆の集まりで、彼岸の中日、地区の南方に位置する山中に鎮座する八王子さんへ登り参拝する。昼前、10人ほどの講衆がトヤのお家に集まってくる。定刻になると石上神宮から授かった御幣持ちを先頭に、五枚笹を納められたご神体のを抱えるように持つトヤ。後ろにはお神酒などの神饌やキョウ膳を持つ者が続く。昨日から降り出した雨は止まない。ぬかるみになった山道を登るのは始めてだといい、雨傘に長靴を履いた参拝は記憶に残ることだろうとおっしゃる。(H20. 3.20撮影)
杣之内木堂 「御幣と館」
【杣之内木堂 「御幣と」】
杣之内木堂 「雨傘の山練行」
【杣之内木堂 「雨傘の山練行」】
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