春の大祭とも呼ばれる神幸祭は、談山神社の数多くの祭の中で唯一、神輿渡御のある祭で、同神社の大勢の氏子たちの奉仕によって行なわれます。神輿渡御は一年おきに真向かいの花見台まで巡行されますが、他の年は本殿での神事のみとなります。また、四年に一度はお稚児さんたちを含めた行列となり、一の鳥居まで巡行されます。同神社本殿で神事を終えた後、先駆を先頭に、旗、小目代、榊、楽人、太鼓、鉦鼓、一ノ刀禰、神饌辛櫃、鉾、楯、御幣、手鉾、二の刀禰(若梅の木)、和琴、弓、鏑矢、剣、太刀、刀、賢木、紫、御神輿、神職、錦蓋、菅蓋、杏、水籠飼桶、馬草籠、辛櫃の大行列で巡行されるもので格調高く見ごたえがあります。なお、二の刀禰の若梅の木は厄除けの意味があります。(H17. 4.10撮影)
談山神社 神幸祭  「御旗」
【談山神社 神幸祭  「御旗」】
談山神社 神幸祭  「二の刀禰若梅」
【談山神社 神幸祭  「二の刀禰若梅」】
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