三郷町立野の龍田大社の飛び地境内である「磐瀬の杜」で、明日の春大祭で供えられる鯉を祀る瀧祭りが行われます。同大社から南に数百メートル下った大和川の岸辺に「磐瀬の杜」の碑が建てられてます。古の杜は岸辺に広がる森だったが、河川の氾濫や改修工事などによってすっかり消え去っています。宮司らは集まった氏子らの前で神饌と供えお祓いを行います。鯉は養魚屋から購入したものだが、昔は魚梁(やな)船を漕ぎ出し、漁夫が川から鯉を採って白装束で笙の音のもと神事を行っていたそうです。春大祭のあとで行われる放生会の際に再び川に戻す行事で水の神をたたえているといわれます。(H18. 4. 3撮影)
龍田大社磐瀬の杜  「桜花瀧祭」
【龍田大社磐瀬の杜  「桜花瀧祭」】
龍田大社磐瀬の杜  「瀧祭祝詞」
【龍田大社磐瀬の杜  「瀧祭祝詞」】
inserted by FC2 system