神職らが演じることで知られる「水谷狂言」は春日神社の摂社である水谷神社で行われます。午前中に神事される「鎮花祭」は無病息災を願うもので、起源は室町時代に遡ります。本殿に桜花を献じて社殿神楽の「神のます」「宮人」の舞を舞う。午後に奉納される水谷狂言のユニークさは春日大社の禰宜さんが演じる狂言。歴史は古く大社の記録では貞和五年(1349年)の臨時祭で田楽や猿楽能が演じられたという。1800年ころに衰退し、昭和32年に大蔵流狂言指導の下に禰宜座狂言として復興されています。(H19. 4. 5撮影)
水谷神社 鎮花祭奉納狂言 「皸」
【水谷神社 鎮花祭奉納狂言 「皸」】
水谷神社 鎮花祭奉納狂言 「柿山伏」
【水谷神社 鎮花祭奉納狂言 「柿山伏」】
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