毎年4月18日、葛城市柿本町の影現寺(ようげんじ)と柿本神社でチンポンカンポン祭が行われます。えっ、聞き間違ったかなと思える一風変わった祭りの名は、会式と神事の間に打ち鳴らしていた太鼓や鉦、笛の音に由来しています。戦前まで行われていた鉦や太鼓の音を聞くことはできなくなりましたが、祭礼は今でも地区の人らに守られ続けられています。昼、公民館に集まった柿本地区の役員らは、お茶と「だんご庄」のきなこ団子をよばれて祭礼の準備。祭礼は、はじめに影現寺での法要、引き続き稲荷社、柿本神社で神事を行うもので、神仏習合の様子がよく判るお祭りです。今年は柿本人麻呂公の生誕1350年祭。幟を高々と立てて祝います。(H20. 4.18撮影)
葛城市柿本 「柿本神社・影現寺」
【葛城市柿本 「柿本神社・影現寺」】
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