昭和29年の一期祭から続けられている橿原市古川町の農神祭は今年で55年祭を迎えた。その昔は村の行事だったがやむなく休止となった。それならば、と手を挙げたのが出雲講のみなさん。最近までは7軒だったが1軒脱退され、現在6軒。新規加入者はないけど今後も私らが守っていくんだと祭典を続けられている。昼過ぎ、公民館(以前はトヤの家)に集まった講の女性たちは、早速、お供えするゴゼンサンの準備にとりかかる。この季節に採れる野菜を使って造られるゴゼンサン。今年はタケノコをメインに両端はニンジン、キュウリ。中央にシイタケとピーマン。それぞれは爪楊枝で挿して造られる。毎年デザインは変わるが人面を表しているというゴゼンサン。昨年は人面にそっくりなダイコン顔だったよねと会話が弾む。(H20. 4.29撮影)
橿原市古川 「ゴゼンサン造り」
【橿原市古川 「ゴゼンサン造り」】
橿原市古川 「ゴゼンサン」
【橿原市古川 「ゴゼンサン」】
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