お腹をさすっていれば、モオー、モオーと牛は叫ばなかったがポロリと子牛が現れた。珍しい牛の出産シーンがみられる倭文神社の御田祭所作は類をみない。誕生した子牛は親牛とともに境内を走り回る。かっては境内下道までころげ落ちるぐらいに暴れ回ったというが田んぼの牛なぞ見たことない小学六年生の少年演者はのっそのっそと歩むおとなしい牛を演じている。もっと牛の面を突きだすように持たんと牛らしく見えへんがなとまたまた叱咤。来年は年初から練習しておきたいと宮司は仰った。御田祭を終えると里人が楽しみにしていた御供のモチ撒きが始まった。(H21. 4.18撮影)
加守倭文神社 「子牛の出産」
加守倭文神社 「子牛の出産」
加守倭文神社 「御田祭の親子牛」
【加守倭文神社 「御田祭の親子牛」】
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