天理市新泉町の素盞嗚神社では毎年5月3日に野神祭の子供頭屋が行われます。同神社の野神祭は昭和17年に天理長柄の飛行場が作られるまでは、一本木と呼ばれる古墳にあったことから「一本木のおんだ」と呼ばれていました。祭りには数日前に丸一日かかって麦藁で作られた馬、牛に別名ムカデと称するジャジャウマや竹で作られたミニチュア農具のクワ、カラスキ、マンガンが使われます。頭屋宅を出発した一行は、畦道を通りお酒を捧げます。お酒は境内の子供相撲が行なわれていた名残の土俵にも捧げます。(H17.5. 3撮影)
新泉素盞嗚神社 子供頭屋 「農道お渡り」
【新泉素盞嗚神社 子供頭屋 「農道お渡り」】
新泉素盞嗚神社 子供頭屋 「酒を捧げる」
【新泉素盞嗚神社 子供頭屋 「畦道の神さん」】
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