東大寺の大仏さんの前で毎年“除災与楽”の目的のために営まれるのが「解除会」です。災いを除き、楽を与えることで“疫病退散”や“家内安全”を祈願する行事として親しまれています。延喜元年(901年)、東大寺別当である道義が、疫病防止のために南都諸大寺に呼びかけ、僧侶や楽人を集めて千手千眼観世音菩薩の宝前で大法要を行ったのが最初だそうだ。応仁の乱・文明の乱以後は中断していた時代もあったが江戸時代に再興され今日に至っています。(H15. 7.28撮影)
東大寺 解除会 「除災与楽」
【東大寺 解除会 「除災与楽」】
東大寺 解除会 「茅の輪くぐり」
【東大寺 解除会 「茅の輪くぐり」】
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