7月に入ると奈良豆比古神社で花摘祭が行われます。花摘祭は別名”涼み”と呼ばれる行事で3日間(初日、中日、千秋楽)続けられます。平成15年までは一週間続けられていましたが、勤め人が多くなり休暇を取得し辛くなったため、行事内容の簡易化に伴い日程も短縮されています。稲苗の生育とともに水田に雑草がはびこります。厳しい夏の暑い時期、雑草をこまめに刈り取りとると身体を休める野休めに入ります。昔の花摘祭では祭事を終えると、身体を休めるため持ち込んだ枕と布団にもぐり昼寝をしたというが、今はカラオケなどの娯楽宴会に変わっています。神前の左側には松とサカキを供え、茎軸を北方に向けたサカキの葉を入れたカワラケ皿を台の上に72枚並べ、ひと皿ずつ”神水(こうずい)”を注ぎます。(H18. 7. 8撮影)
奈良豆比古神社 花摘祭初日 「カワラケ皿神水」
【奈良豆比古神社 花摘祭初日 「カワラケ皿神水」】
奈良豆比古神社 花摘祭初日 「健康長寿祈願」
【奈良豆比古神社 花摘祭初日 「健康長寿祈願」】
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