昨日梅雨が明けて天神さんの暑い夏がやってきた。當麻寺町並みのお家の軒先には大きな注連縄が飾られている。注連縄は道真の誕生日にあたる25日に當麻寺前の菅原神社で行われる「天神講」祭に供えるもの。注連縄は厄を清めはらう意味があり、飾ると家の中が清められ「家内安全」が守られるといい祭事後に飾られるもので、六十人講とも呼ばれる天神さんを信仰する天神講中から前年に選ばれた2軒の当家に飾られる。江戸時代初期から続く天神講は御酒と御膳の二組の当家が担っている。天神講の歴史は古く、元禄時代から400年間に亘り継承されて現在に至る。今は四十人をきったほどに減った講中は元々六十人から始められたので六十人講という。(H19. 7.25撮影)
當麻天満宮 「六十人講注連縄作り」
【當麻天満宮 「六十人講注連縄作り」】
當麻天満宮 「上出来紙垂れ」
【當麻天満宮 「上出来紙垂れ」】
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