「阿田の祭りは二十日でござる。ときびに味噌つけて甘いか辛いかしょっぱいか」と囃子唄を歌い継がれている五條市東阿田の八幡神社秋祭り。サラリーマンが多くなった今は10月第三日曜に行われています。秋祭りはその三週間前、当屋宅の庭で行われるお仮屋建てから始まります。
神籬
(ひもろぎ)
となったお仮屋ができあがった夕刻、神官と当屋ら一行は八幡神社へ出向き、神殿を前にして厳粛に神遷し神事が執り行われます。氏神の御霊をサカキの枝に宿すると、一行は本道を通って当屋宅まで静かにお渡り。(H18. 9.24撮影)
【東阿田八幡神社 「神遷し神事」】
【東阿田八幡神社 「当屋サカキ」】