毎年9月15日、天理市福住上入田(かみにゅうだ)地区の不動寺では、早朝から地区の方が大勢集まって農家から寄進された自家栽培野菜を使って作りものをこしらえていきます。収穫した野菜で人の顔やタヌキなどの動物の形を作って今年の豊作を感謝する「御膳」は起源が16世紀に遡るとされる伝統行事。持ち寄られた野菜はカボチャ、トマト、サツマイモ、サトイモ、ナス、キュウリ。タマネギ、ネギ、ショウガ、ピーマン、オクラにシイタケなどなど。最近はゴーヤや赤ピーマンも栽培しているので色とりどり。作りもんのベースであるカボチャは半切りにするが他はそのままの形を使う。(H19.
9.15撮影) |