八嶋郷や帯解界隈の地域では盛んに八朔祭が行われている。なかでも池田町に鎮座する熊野神社の祭礼は一風変わっている。早朝に当家に集まってきた宮座十人衆は祭礼の供物造りに忙しい。すし桶に入れたササゲゴハンは、お茶碗二杯分ぐらいでしょうか430gずつ目方に計ってパックに入れていく。一方ではを半切りにして中をくり抜く。それを四等分にする。底になる部分は平に切断する。先にインゲンと呼ぶセンゴクマメと切断したカボチャにミョウガを串刺し。これらは氏子家の数となる33個作っていく。次年度の当家夫妻は翌年の支度のために記録を取ったり細工の支援をする。コウジブタに並べた供物に名前はないが本殿の前に神饌をともに供えられる。ササゲゴハンは末社に並べられて12本のローソクに火が点けられた。(H21. 9. 6撮影)
池田熊野神社 「八朔祭の御供作り」
【池田熊野神社 「八朔祭の御供作り」】
池田熊野神社 「八朔祭の御供」
【池田熊野神社 「八朔祭の御供」】
伝統行事は平成21年を最後に中断されました。
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