薬師さんの籠もりは雨が降ったら広場では行えない。そのため観音寺の本堂に集まることにしている都祁相河町の籠り。風呂敷に包んだお弁当は自家製のご馳走。巻き寿司やイナリ寿司を持ってくるのが慣例だがオニギリもみられる代表者が蝋燭に火を灯して始まった薬師さんの籠もり。持ってきたお寿司を数個ずつ小皿に入れて祭壇に供えていく。「そしたら食べましょうか」の発声で、弁当を広げて食事会が始まった今夜は女性だけのお休みの日。男性に遠慮することなくゆっくり食べてひとときを過ごす。連れてきた子どもたちと一緒になってよばれる。今年誕生した赤ちゃんを抱いて食べる母親。「住んでなくともこうして村に来てくれるのだ」とお姑さんは喜んでいた。一時間ほどの女性の休み時間はあっという間に終わり供えたお寿司を持ち帰った。(H21. 9.12撮影)
都祁相河観音寺 「薬師さんのオソナエ」
【都祁相河観音寺 「薬師さんのオソナエ」】
都祁相河観音寺 「女性の休み時間」
【都祁相河観音寺 「女性の休み時間」】
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