糸井神社は結崎宮とも呼ばれ春日大社傘下の由緒ある古社で古くから奉仕猿楽の座があったそうです。結崎五垣内(市場、中村、辻、井戸、出屋敷)五組の当家は二週間当主宅でお仮屋を祀った後、当主の神さんを先頭に稲霊「みきいない(柳、神酒、稲束、カマス)」と御幣を持って、神々への感謝と人々を慰労するための奉弊神送り神事が行なわれます。当主は当家を出る際、カマスを口にくわえ、お渡り、神事を終えて当家に戻るまでいっさい口を開きません。宵宮、本宮ともお渡り・神事が行なわれますが御幣と神酒の色が異なるのが特徴です。(H16.10.23撮影)
糸井神社 「宵宮神楽」
【糸井神社 「宵宮神楽」】
糸井神社 「当家出発」
【糸井神社 「当家出発」】
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