平群町檪原
(いちはら)
の当家宅庭前にオハキツキができあがった一週間後の神幸祭
(オタビ)
は、生駒山口神社で神職から御霊を移されたサカキを持って、烏帽子、狩衣姿の本当家、敬用人、提灯人らが頭屋宅へとお渡りをします。道中、「道造り」というクワをもった人が、道を掃きならすような所作で行列を先導します。行列の前を、人がすれ違うことは許されない神聖なお渡りです。当家宅に着くと、サカキをオハキの竹筒に差込み祭神のお旅は終わります。
(H17.10. 2撮影)
【生駒山口神社 「宮司お見送り」】
【生駒山口神社 「オタビ道中」】