大和郡山市の小林町と今国府町にある杵築神社の秋例祭は祭事日が重なるため、両町で共有する面塚伝説の翁面を二つの神社が一年おきに交替で使われています。榊御幣を持つ代表者を先頭に天狗面の猿田彦、翁、二頭の獅子舞、氏子衆らに太鼓台と地区の方々が行列をなして、伊勢音頭を高らかに唄いながら当家宅から同神社までお渡りをします。翁面は小林町の杵築神社の祭礼を終えたのち、今国府町の氏子らが同神社に向かい引き渡され、翌年の祭事日の引渡しまで管理されます。昔には本殿で翁舞が演じられていましたが、謡う方もいなくなり廃れています。(H17.10. 9撮影)
今国府杵築神社 「祭りの集い」
【今国府杵築神社 「祭りの集い」】
今国府杵築神社 「翁お渡り」
【今国府杵築神社 「翁お渡り」】
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