大和郡山市豊浦町の八幡神社。深夜、外灯を消し真っ暗い道を息がかからないように手拭で口を覆い、裸足でお宮に向かい、当家と相当家が行う祭神「遷し廻し」の神事。お仮屋を建てられた当家は宵宮まで毎日灯明を灯し祭神を祀ります。神事に先立つ宵宮には当家に氏子衆らが集まり、例祭が行われます。お仮屋梯子から外した大竹に五色の御幣を飾りつけ、当家と相当家が一本ずつ担いで提灯を持つ氏子の先導で同神社までお渡りをします。本殿に御幣を供えて、宮司からのお祓いを受けて厳粛に例祭を終えます。(H17.10.10撮影)
豊浦八幡神社 「五色御幣」
【豊浦八幡神社 「五色御幣」】
豊浦八幡神社 「お渡り燈火」
【豊浦八幡神社 「お渡り燈火」】
※ 秋例祭のお仮屋およびお渡りは平成17年の祭事を最後に廃止されました。
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