大和郡山市石川町の八坂神社で宵宮の籠りをされていた頭屋の人たち。宴が始まってからおよそ二時間が経過した。両座の頭屋二人はハツホサン参りの支度を始めた。本座の頭屋は奉った御幣を竹に差し替える。古基座は木に挿されたままの御幣。ともに二本ずつ抱えて真っ暗な道を歩いていく。東にあるハツホサンの塚に到着すると本座は竹に挿したままの御幣を放り投げる。古基座はヒラヒラと呼んでいる紙幣を外してそれを放る。二人は手を合わせてハツホサンに向かって拝む。次は数十メートル離れた西のハツホサンに向かう。そこでも同じようにハツホサン参りを済ませる(H21.10.10撮影)
石川町 「ハツホサン参り」
【石川町 「ハツホサン参り」】
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