太鼓を打ちながら踊る民俗芸能は古くから流布しているカンコ踊り、ナモデ踊り、イサミ踊りの呼び名があるいわゆる雨乞い(満願)踊りです。古くから伝統が続く川上村東川(うのがわ)で公民館の竣工を記念して4年ぶりに東川古典太鼓踊りが行われました。記録によれば大正4年、昭和3年に途絶えたのち昭和41年に明治100年を記念して40年ぶりに復活されたもので、その後は3、4年の周期で行われています。長老が古い記憶を辿りながら踊りの振りや歌詞・音頭を糸を手繰るように思い出していったそうで、衣装や飾りは手作りで復元されています。6人の大太鼓打ち、26人の子どもたちの小太鼓にシデ、棒振り、鉦、天狗が音頭取りの唄にあわせて踊られる晴れ姿は、久しぶりに拝見するもので大勢が集まります。(H17.11.13撮影)
川上村東川 「太鼓踊りお渡り」
川上村東川 「太鼓踊りお渡り」
川上村東川 「太鼓踊り」
川上村東川 「太鼓踊り」
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