春日若宮おん祭りのお渡り式の稚児流鏑馬が演舞しているころにはお旅所祭が始まっている。芝居の言葉の語源とされる芝舞台で厳粛に祭祀される。染御供(そめごく)を神前に供えられ、宮司や日使(ひのつかい)の奉幣神事などが行われる。そのあと、稚児や願主役、大和士などの拝礼を経て絢爛たるお旅所神事芸能の神遊(かみあそび)へと移る
正装した巫女が舞う神楽。笛、鼓、箏などの伴奏雅楽が奏でられ、二人舞の「神のます」、一人舞の「松のいはひ」、六人舞の「宮人」、四人舞の「千歳」が舞われる。
(H21.12.17撮影)
「芝舞台の神楽」
【「芝舞台の神楽」】
大和芸能懇話会編集、春日若宮おん祭保存会発行の第二十五集春日若宮おん祭」を参考、舞楽解説など一部を引用させていただきました。
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